■ GameFox用語辞典 ■

当ページでぼちぼちでてくる単語を使用する際に毎回解説するのも大変なので気が付いたものからここにまとめることにします。当ページ内で解説してほしい単語があったら掲示板なりメールなりでリクエストしてください。あとこれはちょっと違うんじゃないか?とかいう突っ込みもよろしくお願いします。

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行

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■あ行

【アルカディア】 あるかでぃあ

国内唯一のアーケードゲーム専門誌。攻略や新作紹介などがされている。アーケードゲーマーなら見ておいて損はないだろう。公式ホームページはhttp://www.arcadiamagazine.com/

【安地】 あんち

安全地帯の略。動かなくてもそこにいるだけで安全な場所のことを言う。シューティングゲームなどでは非常に難しい避けを要求される場所で安地の存在を知ってしまうと「いままで何のために苦労して避けたのだ」とちょっとブルーになれるものである。

【エントリーネーム】 えんとりーねーむ

ゲームオーバーないし、ゲームクリア時にランキングに入っているとネームエントリー画面になるが、ここで入力する名前のこと。一般的に公共良俗的に問題のある単語を入れれないように近年のゲームでは英文字3文字のエントリーが一般的だが、「ぐわんげ」では、いろはで4文字、バサラでは仮名と多少の漢字が使用できた。スコアラーではイニシャルを入れる人は少数派。

【落ち】 おち

稼ぎをミスしたときに、うまくいった場合の収入との差分を落ちという。100万点稼げるポイントで失敗して80万しか稼げなければ20万落ちである。また、点数に換算しないでアイテム1個落ちとかといった表現も使われる。モンキーボールでバナナ1本落ちとなると100点落ちのことであるが、タイム0.5秒落ちの場合も100点落ちに違いない。この場合、「何によって落ちたか」を表現しているという意味合いがある。

■か行

【解説くん】 かいせつくん

人のプレイを後ろで見ながら連れの友人にプレイの解説をする人のこと。プレーヤーに嫌われるギャラリーの仕方。えてして半端な知識であることが多いため、最新の稼ぎパターンを見てもよくわからない。それを見当違いな解説をされた日にはもう。せめてプレイヤーの集中を妨げないように聞こえないように話して欲しい。

【かすり点】 かすりてん

敵の弾や敵の本体、地形などにかすることで入る点数をいう。この点数が存在するシューティングゲームとしては最近ではサイヴァリアが有名。また雷電ファイターズなどではかすり点のスコアに占める率が高くそのプレイは見ていて痛々しい。シルバーガンでも限界が近づいた昨今、かすり点稼ぎは見ていて痛々しいものがある。

【クリア】 くりあ

ゲームをクリアすること。ただし、コンティニューをしてクリアしたものはこれに含めない。コンティニューしていないことを強調するために「1コインクリア」という表現をすることもある。なお、「xコインクリア」で1以外の数字を使う場合はコンティニューを含めクリアまでにコインを何枚投入したかという意味である。

スコアラー間で話をしているときは単にクリアといえばノーコンティニュークリアのことであるのは暗黙の了解だが、一般ゲーマーと話をしていると向こうはコンティニュークリアもクリアと表現するところでギャップを感じる。つか、アーケードゲームは1コインでクリアできるものとは思っていないんだろうなぁ。

さらに、2周目の存在するゲームは2周目をクリアすることが暗黙であるから、単にクリアというと「2周クリア」をさす。サイヴァリアリヴィジョンではクリアといえばX-Dをクリアすることが暗黙。このように分岐がある場合、いわゆる「真のエンディング」コースをクリアすることが暗黙の了解であるので注意しよう。

【個人申請】 こじんしんせい

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」にスコアを申請する方法のひとつ。ハイスコア集計店以外でスコアを出した場合はアルカディア付属の個人申請はがきに必要事項を書いて、スコアを出した店の店員さんの確認の印もしくはサインをもらわなくてはならない。なお、個人申請するときは集計ルールを遵守したものであるかよく確認をしておこう。設定が変わっている状態でだしたスコアは集計対象外であるので要注意。またボタンの連射と同時押し以外の改造は認められていない。

【こすり】 こすり

1.手連、すなわち手で行う連射の方式のひとつ。ボタンを爪先などで左右にこするように連射をする方法をいう。やる場合は爪が割れないように注意しよう。

2.敵の弾にかすることで点の入るシューティングゲームでかすることの俗称。はたして「かすり」が正しいのか「こすり」が正しいのかは謎である。なお、サイヴァリアシリーズではBUZZ(ばず)という正式名称をもっている。

■さ行

【最終】 さいしゅう

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」の最終スコアのこと。最終、つまり現時点ででているもっとも高いスコアのことをいう。最終保持はまさに最高得点の保持ということであり、初回全一とは違う重みのある全一である。

【締め切り】 しめきり

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」の締め切りのこと。

【集計】 しゅうけい

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」のコーナーで行われているスコア集計のこと。かつては他の雑誌でも行われていたのだが、現在ではアルカディアのみで行っている。なお、この集計はアルカディアの前身となっているゲーメストという雑誌の集計を引き継いでいるため、アルカディア誌が創刊からさほどの期間を得ていないのにオールドゲームの集計もハイレベルなのはそういう積み重ねがあるからこそである。

なお、集計は1ヶ月ごとに締め切りが設定されており、本誌のほうの結果にもx月x日集計締め切り分と書いてある。掲載までに時差があるので狙う場合はそれなりにスコアが伸びているであろうことを予想してそれ以上のスコアをだす必要がある。なお、新作のゲームの集計開始締め切り分でのハイスコアをとくに「初回集計スコア」という。以後、2回目、3回目となるのだが、初回は早解きの意味合いが強く初回全一にはまたちょっと違った面持ちがある。

アーケードゲームで全国の猛者がハイスコアを狙って争いを繰り広げられるわけで、そのレベルは非常に高い。一度なんらかのゲームで掲載されているハイスコアを越えようとしてみればその領域がいかなるものかわかるかもしれない。なお、ここで全国一位をとったからといって何か商品がもらえるとかいうことはない。

【初回】 しょかい

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」のコーナーで新作ゲームの第一回目の集計締め切りのこと。初回全一とは初回集計での全国一位のことであり、初回締め切りは一回目の集計締め切りであり、初回スコアとは第一回目の集計でのスコアである。初回集計は早解きの意味合いが強く、2回目以降の集計とは違った面持ちがある。なお、通常初回集計締め切りは新作が出荷されてから2週間以上あとの締切日に設定されるらしい。2週間〜1ヶ月程度でシューティングなどは全面クリアした上での稼ぎ勝負となるのが通例である。初回でクリアが達成されないゲームは少ない。

【処理落ち】 しょりおち

ゲームのハードウェア的に処理が追いつかなくなってゲームにスローがかかったりすること。この状態になったときには1フレームが1/60ではなくなるためシンクロ連は最速の連射を保てなくなる。シューティングゲームでは大量の弾がでても処理落ちがある程度かかることでなんとか避けれるものも多い。コンシューマ版への移植の際に処理落ちしなくなったりしているとその部分の難易度があがったりする。

【シンクロ連】 しんくろれん

連射装置のうち、ビデオ信号の同期信号を用いてゲームの進行速度にあわせて連射を行うもののこと。大抵のゲームは秒間60回の描画が行われており、1回のボタンの入力受付、キャラクタの移動、画面描画が1セットになって1/60秒で動作している。これをフレームといい、1フレーム毎にボタンをON,OFF,ON,OFF・・・とすることで最速の30連射を達成することができる。シンクロ連は画面を描画する信号を用いてゲームの進行にタイミングを合わせ、この30連射を行う。なお、シンクロ連射は構造上、半端な連射速度を出すことはできない。ON,OFF,OFF・・・とすることで20連射、ON,OFF,OFF,OFF・・・とすることで15連射となる。15/30連切り替え式のシンクロ連射のキットは秋葉原などにいけば買うことができる。

なお、シンクロ連射は処理落ちに弱く、処理落ちがかかるとまともに連射が効かなくなったりすることがあるので注意。Gダライアスに15連と30連がついているのは処理落ち時に30連が効かなくなるためである。

【申請】 しんせい

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」にスコアを申請すること。方法は2つあって、スコア集計店でスコアをだし、その店で手続きをしてもらうか、そうでない店で出した場合はアルカディア付属の個人申請はがきに必要事項を書いて郵送する。くわしくはアルカディア本誌を参照のこと。

【捨てゲー】 すてげー

これ以上プレイする価値のない状況になったときにそのゲームを捨てること。「ハイスコアを狙う」という遊び方をしているとあるミスを一回するとスコア的に終わってしまうことがあるのでその場で席を立つか、何かの実験をしてみるとか、どこかの練習をしてみるとか。お金に余裕がないときはこの捨てゲーをどれだけ有効に活用するかがポイント。普段は絶対しないようなことをするのに役立てるのが健全なやりかただ。

【寸止め】 すんどめ

1.微妙にとどかないこと。大台目前非常にきりの悪いスコアを指して言う。

2.微妙な更新。寸止め更新とはほんのちょびっとだけスコアを更新すること。なお、故意に全一スコアを寸止め更新を続ける行為は嫌われる。かつてゲーメストでは全一数を店ごとに集計したりもしていたが、このような方法で全一を量産する行為は揶揄された。それもあってか店による全一数争いのルールはアルカディアになって行われなくなった。

【全一】 ぜんいち

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」で全国一位をとること。もしくは取った人。全国一位の省略形。

【仙人】 せんにん

トップスコアラーの長田仙人氏のこと。読みは「おさだせんにん」であるので注意。「ながた」と読むとこいつは半端な知識しか持たないことをひけらかすことになり、非常に恥ずかしい。訂正してあげるほうも気まずい。(w

■た行

【繋がる】 つながる

場所場所での稼ぎパターンがそれぞれ成功し、全体として繋がりよいスコアがでたこと。部分部分のパターンが確立したらあとは繋ぐだけなのだが、この状況は非常につらい。プレッシャーもさることながら繋がらないときの苛立ちときたら。しかしなぜそこまでしてスコアを追い求めるのかといえば繋がったときの爽快感がたまらないからであろう。やり遂げたという達成感は一朝一夕には味わえない。

【潰し】 つぶし

わざをミスをすることで点数が稼げる場合などにわざとミス行うこと。潰すことでボムが回復しそのボムで稼げるものや、潰すことで戻ってやり直しになるので残機がなくなるまで繰り返すものなどパターンはいろいろだ。もちろん、潰す場所以外で死んではだめなので結局ミスは許されない。

【手連】 てれん

手で行う連射のこと。連射装置による連射に対してこのように言うことがある。また、手連も連射の仕方で「ピアノ打ち」、「こすり」、「痙攣連射」などに分類される。

【点効率】 てんこうりつ

点数の稼ぎ具合。スコアラーの会話で「点効率は?」と聞かれたら「何面クリアで何点」というような返し方をする。稼ぎが良いか悪いかを判断するために、所定のポイントで何点あるかをチェックする癖をつけよう。余裕のあるところで点数確認すると良い。シューティングなら面クリア時やボス戦前など。このポイントでの平均的な点数が自分の点効率である。ほかの人がより高い点効率をたたき出していれば、なんらかの原因があるはずだ。自分の稼ぎの少ないところは何処なのか検討してみよう。

【電パ】 でんぱ

電源パターンの略。ゲームの基板に電源を投入してからまったく同じタイミングでゲームを開始し、まったく同じタイミングで進行するとランダムのパターンが同じになる現象を用いて稼ぐこと。もちろん、ゲームによってできる、できないがはっきりしており、クイズゲームやパズルゲームで稼ぎ使用されたことが多かった。格闘ゲームでも電パにより戦闘するキャラの順番が定まったりすることがあった。電パによる稼ぎへの影響は大きいが、アルカディアでは禁止されていない。ただ、電パを許してくれるお店はそうはない。電源の投入によって基板が痛むためで頻繁に電源をON/OFFする電パはお店としては好ましくない行為だ。

電パを試したければ自分で基板を購入して行うことになるだろう。お店に頼んで基板持ち込みでスコアを申請することになる。クイズ虹色町の奇跡とか、ぷよぷよ2が電パであった。

【電プチ】 でんぷち

電源を切ること。ゲームによっては電源投入からの経過時間で難易度が変化するものがあったため、この行為を余儀なくしたものもあった。有名なのはバトルガレッガ。このゲームは夕方にプレイすると敵が固くなるという特徴があった。そのため、電プチ用にコタツ電源が手前に引いてあったりする台もみうけられた。

基板は電源の投入によって痛むので、あんまり頻繁に電源をON/OFFすることは好ましくない。だから電プチも最低限とし、電源を落としたあと、すぐに投入せずしばらくまってから投入するように気をつけなくてはならない。

【同】 どう

同時押しボタンの省略形。たとえば、同ありとは同時押しボタンありのこと。

【同時押しボタン】 どうじおしぼたん

2つ以上のボタンを同時に押す機能のボタン。電子工作をしたことのある人間ならダイオードをつかって簡単に作れる。ゲームによっては同時押しボタンの有無でスコアの稼ぎに差が出たりすることも。たとえばシルバーガンのBCボタンとか。なお、省略形は「同」である。

【ドリーム】 どりーむ

夢。夢のような得点はドリーム点であり、夢のような稼ぎパターンはドリームパターンである。

■な行

【名前】 なまえ

アルカディア誌の「ハイスコア全国集計」の全一スコアおよび、スコア集計店のスコアをみていると、名前にかなりふざけたものが多いことに気づくであろう。なかでも美少女ゲームネタとかが多い。スコアラーってやつは^^;

■は行

【張り付きくん】 はりつきくん

プレイヤーに密着するがごとく過剰なまでに張り付いてプレイを見るギャラリー。邪魔やっちゅうねん。ギャラリーするときはプレイヤーの集中を妨げないように、画面に反射で映りこまないような間をとって行って欲しいものだ。隣の台に座り込んでギャラリーするとか、台に手を付きもたれかかるようにギャラリーするなどもってのほか。あんたら僕のなんなのよ?友人知人ならそういうことされてもわかるけど、赤の他人でしょうが。

【ピアノ打ち】 ぴあのうち

手連、すなわち手で行う連射の方式のうちのひとつ。人差し指と中指で交互にボタンを叩く連射方法。ひとつの指で連射する場合のおよそ2倍の速度が得られ、疲労も比較的少ない。ただし、慣れないとスムーズに連射を行えない。

【ボリューム連】 ぼりゅーむれん

連射装置のうち、主にCR発振回路を用いたもの。可変抵抗を調整することで簡単に連射速度をアナログ無段階に変えることができる。ゲームの構造上、30連以上にはできないし、30に近づけるとボリューム連は不安定にありがちだ。理由はアナログだから、とでもしておこう。(手抜き)

■ら行

【理論値】 りろんち

理論的に計算して出した限界点。現在判明している最高の稼ぎ方のパターンを最高の状態で完璧に繋がりきったと仮定した場合に難点までいけるかを計算する。これにいかに近づけるか日々の鍛錬がものを言う。なお、新たな稼ぎが発見されればそれにともない理論値もより高いものへと推移することはいうまでもない。

なお、自分の理論値を明らかに越える点数がだされたという事実があった場合、一般にパターンが甘いということになる。理論値を計算するときにはそれなりのやりこみが必要で、かなり限界が近づいてきた実感がないとはじき出せない。なぜなら、うまくいった場合に何点ぐらいになるのか想像もつかないようでは理論もくそもないからだ。

【理想値】 りそうち

理想的な得点。ポイントポイントで自分の理想的となる理想値を設定することで、点数効率がよくわかる。現在調子よくいっているのか、失敗しているのかを理想値との乖離で推し量る。理論値とは意味合いが違うので注意。理論値は「理論的な値」であり、理想値は「理想的な値」のことである。

【連】 れん

連射、もしくは連射装置の略。手連とは手で行う連射のことであり、15連は秒間15連射の連射装置であり、連付きとは連射装置付きのことであり、連なしとは連射装置なしのことである。

【連射装置】 れんしゃそうち

ボタンの連射を行う装置。構造上、主にボリューム連とシンクロ連に分けられる。ゲームによっては連射装置の存在によってゲーム性がまるで変わってしまう事もありその功罪についての議論は果てることがない。でもまぁ、あったほうが楽。

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